白いマテリアルの設定とガンマ補正

Luxionのニュースレターにガンマの調整のtipsがあったのでここにも載せておきます。KeyShotのライティングに関しても若干触れられているので役に立ちます。

ガンマの調整と白いマテリアルの表現

  • KeyShot内では環境側とリアルタイムウインドウのガンマの調整、2つの設定項目があります。環境側は読み込んだ、HDRIファイルに対してリアルタイムはオブジェクトを含むシーン全体に対しての設定となります。デフォルトの設定としてリアルタイムガンマを1.8から2.2ぐらいに設定します。
  • 白く飛んだ部分は環境>ガンマ補正の値を上げることにより解消されます。次にリアルタイムレンダリング>ガンマ補正の値を上げてマテリアル上でよりフォールオフが自然な(徐々に落ちる)ライティングが表現されます。次に輝度を調整して全体の明るさを調整します。
  • マテリアルに関しては、色を100%白色に設定してください。色を弄るのではなくガンマを調整して質感を高めてください。IOR値を上げてリフレクションを多くするとよりリアリスティックな質感になります。
  • 白いマテリアルと他の(もっと暗い色の)マテリアルが混在している場合、白色にあわせてガンマを調整すると暗い色のほうが合わなくなります。この場合は白100%からややトーンを落として他のマテリアルとうまく表現できるよう調整します。
  • 暗い色のバックグラウンドカラーを選択するとより白が映えます。

補足としてガンマをに関して少し説明を加えておきます。ガンマは極々簡単にいうとコントラストの調整です。KeyShotの場合ライティングはHDRIをライトとして使用しています。これは32ビット、つまり人の目には見えない情報が含まれています。人間の目はそれらをうまく調整してつまり補正をかけてその映像を僕らは見ているわけですが、それと似たようなことをやっているのがガンマだと考えて頂いても結構です。つまり色を弄るよりもこちらを調整する方が(僕らの目に近い分)質感を出しやすくなります。モニターのガンマ補正という単語をお聞きになった方も多いと思いますが、あれも原理的には一緒です。モニターのハードウェアとしての制約上、出力が入力に対して比例せず、入力が小さいほど実際の出力の割合が小さくなるのですがそれを調整して明暗をリニアに振って暗すぎたり、明るすぎたりならないよう調整します。

ちなみにまた、機会を見つけて触れていきますが、テクスチャーの扱いはもう少し配慮が要ります。Photoshopなどで弄る必要がありますがレンダリングで適当なテクスチャーはそれ単体では必ず暗くなります。

上の画像をレンダリングした.bipファイルはこちらからダウンロードできます。bumpに使うノーマルマップが含まれていますが、それ以外はごくごく普通のKeyShotファイルです。

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