Audi R8

KeyShotを扱っているもう一つの販社さん=3DSさんが本家のブログを翻訳して掲載するサイトを始められたようです。内容がダブってもあまり意味がないので、当ブログでは今後少し方向性を変えていこうと考えております。KeyShotユーザに役に立つ情報を取捨選択して、という基本線は変えずにもう少し内容を拡げようと考えています。只今素材を収集中です。

で、第一弾というわけではないのですが下の画像はあちらのフォーラムに載っていたものです。これはもうひとえにライトとバックプレートの良さの勝利なのですが、ブルームの効かせ方を始め他にもいろいろ良い点があります。HDRなどの素材はSMCARS.NETというあちらのフォーラム形式のサイトにあるようです。(ここは車専門ですね)

設定パラメータは

Contrast:1,04
Luminosity:4,455
Env size:40,15
Gamma:1,2

Bloom effects
Intensity:0,782
Radius:13,863
Vignette:0,66

ガンマが意外と暗いのですね。でも非常に美しいです。

これが一押しですね。

あと、2つあります。青い方に関してはちょっとメタリックフレークが僕らの感覚ではキツイですかね。

フリーのHDRI素材

フリーのHDRIがこちらのサイトからダウンロード出来るようです。解像度は4Kなのでそれほど高くありませんが、GPUレンダリング/テスト/ライティング/プロダクト系のビジュアライゼーション等々には使えるのではないでしょうか。勿論KeyShotにも利用可能できますしHDR LightStudioで編集も可能です。

画像下の”They can be downloaded in one 7zip package from HERE.”のHEREからダウンロード可能です。

Sharing a few more HDRs

HDR Light Studioの新機能1

先日、新しいバージョンがリリースされたばかりですがHDR Light Studioの新しい機能、新バージョンの情報が入ってきました。以下、紹介していきます。

新しいプラットフォーム

MacとLinuxバージョンが用意されるようです。Mac版はリクエストが割合多かったものです。期待が持てます。

SunShade Node

名前の通り、既存のHDRの最も明るい部分、光源(例えば太陽の光)に対してコントロールを加えるものです。光源によりよく一定の角度からライトに模様がついてしまったりイルミネーションが強すぎたり、といったことが起こります。SunShade Nodeによりこういった不要なライトを効果的に排除します。ダイアル方式でHDRIライト内のあらゆるライトに対して輝度を調整します。下がCVMP 2011で展示したビデオです。因みにですがHDRは光源の部分の輝度が必ず弱いです。(カメラで撮りきれないため)同時にこのようなノイズがのったりといった現象が起こります。

 

LightPaint Tech

LightPaint TechとはLiveLightや(KeyShotなどLiveLightが操作可能なアプリケーション)からインタラクティブにライトをコントロールします。3Dモデル側をクリックしてここにライトをといったやり方なのでこれはとても便利だと思います。

CVMP2011

2011/11にLightmap社はCVMP 2011に出席しました。これは3DアーティストやVFX技術者の為のミーティングでそこで製品のスネークプレビューを行って彼らの意見を聞きました。下の動画がその時に公開したものです。

 

 

 

 

KeyShot3.1 概要

KeyShot3.1の概要が発表されました。今回もユーザからのリクエストを踏まえたかなり内容の濃いバージョンアップとなりそうです。以下順を追って説明していきます。

メタリックペイントの質感向上とフレーク

KeyShot3.1ではフレークの配置とサイズをコントロールできる新しいメタリックペイントマテリアルです。自動車のペイントを忠実に再現します。KeyShot3.1のマテリアルライブラリーに予め用意されているのでドラッグ & ドロップですぐに使用可能です。特別な設定は必要ありません。


インタラクティブHDR編集機能

KeyShotインターフェース内でリアルタイムにライティング環境を編集します。ライトの輝度、色、位置などの調整を行います。詳細は以下になります。

  • HDRIの色と彩度の調整
  • pinシステムによる既存のライトの編集
  • 新しいライトの作成
  • 全ての変更をリアルタイムに反映

マテリアルテンプレート

KeyShot上で他の3Dソフトウエアで作成されたマテリアルを読み込みます。これにより、出力先の3Dソフトウエアでの色やマテリアル設定に従って、インポート時にマテリアルをモデルに自動的に反映します。レンダリングやアニメーションを行うのに必要な準備時間を大きく短縮します。詳細は以下になります。

  • KeyShot内でのマテリアル割り当てを元に自動的にテンプレートを作成
  • テンプレートをマニュアルでも作成
  • セッションごとに複数のテンプレートをサポート
  • 複数のCADシステム、プラグインをサポート(当初はいくつかの限定されたCADシステムのみとなります)

アニメーションの機能向上

アニメーション機能の拡張も当バージョンで行われました。詳細は以下になります。

  • ドラッグ & ドロップで一つのアニメーションを複数のパーツに適用
  • タイムライン上でアニメーションをミラーリング
  • タイムライン上で複数のアニメーションを同時に複数選択。よりインタラクティブな操作を可能に

3DConnexionデバイスのサポート

KeyShot3.1で3DConnexionデバイスが正式にサポートされました。

ネットワークレンダリング

レンダリング時間短縮に有効な新しいネットワークレンダリングシステムです。KeyShot 3 Proのオプション製品となります。レンダリングイメージ、アニメーションをキューに格納して複数のPCにタスクを分散します。詳細は以下になります。

  • 設定が極めて容易に
  • レンダリングジョブを同時に配布するのでは無く適正に配布
  • レンダリング中にもスレーブマシーンを追加、削除
  • スレーブマシンそれぞれのCPUスピード、コア数を考慮してレンダリングジョブを最適な形で自動的に配布。
  • マスター、スレーブ、レンダーキュー上でPC、Macの混在を可能に

個人的にはペイントのフレークは非常に楽しみです。実は広告コンテンツの場合、フレークを少しばかり多めに強調することはよくあります。画像で見た限りそれっぽくとても良いと思います。(後処理でレタッチを入れすぎるとどうしても塗りたくった感が強くなります。このような自然な質感に少しばかりアクセントを入れるほうが個人的には好みではあります)リリースは今クォーター(1~4月の間)と発表されています。

 

KeyShot 3とHDR Light Studio V3 ガンマ設定

KeyShotが2から3にバージョンアップしていくつか変更された点がありました。この中でライティングに関しては旧来のガンマスライダーがコントラストに変わっています(ガンマ値を設定する、というパラメータそのものには変更はありません)。ガンマに関しては簡単に説明したエントリーがこちらにあります。

HDR Light Studioのブログにこの変更点を詳しく説明したエントリーがありました。以下こちらでも説明してみます。

KeyShot 2インターフェースの環境タブ内にあったガンマスライダーがKeyShot 3ではコントラストに置き換わっているのがわかります。KeyShot 3で新しいシーンを作成する場合、デフォルトでコントラストは2.5になります。これを試しに1に戻してみました。これによりHDRIのライト情報が正確に反映されると考えたからです。コントラストを弄るとそれぞれのライトの輝度が相対的に変わるので不正確なものとなります。でもこれは間違いだったようです。2.5の設定は正しいものでありこれはKeyShot 2のガンマ設定の1に相当します。


KeyShot2でシーンを開いた所、ガンマ設定は1.0となっています。HDR Light StudioとKeyShot 2を使うには正しい設定です。

 


同じファイルをKeyShot 3で開くとコントラストは2.5に設定されており、シーンの見た目もそっくり同じものとなります。つまり、HDR Light Studioを使用する時はコントラストの正しい設定値は2.5となります。この値はどこから来るのでしょう?

旧いガンマ設定との関連を確認してみましょう。KeyShot 2でガンマ設定を色々と試してみてKeyShot 3で開いてみる、ということをやってみて相関性を調べてみました。その結果 KeyShot 3コントラストの値 = 3.5 マイナス 旧いガンマの値、であることがわかりました。例えば3.5 – 1 = 2.5となります。

KeyShot 3でシーンを作成する時に、この値をご参考に頂けたらと思います。このような小さな変更に時として頭を悩まされる場合があります。KeyShot上でHDR Light Studioを使ってシーンを作成する時はこのコントラストを弄らずに2.5のままにしておいてください。最終イメージ上でガンマを変更するのが正しいやり方です。

また、HDR Light Studioを用いずに市販のHDRイメージを用いる場合、見た目を良くするためにガンマがデフォルトで2.2に設定されている場合がよくあります。この場合、現実世界のライティング情報が変更されているため不正確なものとなります。つまりガンマをこのように変更した場合、500wのライトは1,000wのライトの半分の輝度ではなくなってしまいます。これを正しい値に修正するには、ガンマ設定値2.2の逆数、1/2.2 = 0.4545を入力します。KeyShot 3でガンマ値0.4545を適用するには、先ほど述べた、環境タブ内にあるコントラストの値を(先ほど述べた数式に沿って入力すると)3.5 – 0.4545 = 3.0455 となります。この場合は小数点以下は無視して3で入力して頂いてかまいません。

よくDOSCHなど、市販のHDRIを買ってきてレンダリングする場合、ガンマがあってなくてへんてこな色になるのも上記の理由からです。確かDOSCHもデフォルトガンマ2.2で設定してあるはずです(100%定かではありませんが)。

HDR Light Studio 3.0の新機能

このたびリリースされましたHDR Light Studio V3の新機能を説明致します。

 

新しいブレンドモードで既存のHDR環境にライティングを追加

Synthetic Lightingソースを使ってライティング環境や既存のHDRファイルをカスタマイズします。以下の新しいブレンドモードによって既存のHDR環境の修正/変更をよりインタラクティブに行います。ブレンドモードはinvボタンによって設定を反転させることも可能です。

 

カスタムフォールオフ – バルブ形状を正確に再現

強力なカスタムフォールオフ機能はフォールオフ形状に対して精緻なグラディエーションライティングを作成します。ライトのグラディエーション開始位置をリフレクションに対して正確に配置してデリケートなスタジオライティングも再現します。カスタムフォールオフ機能は新しいブレンドモードによって設定された領域も正確にコントロールします。

カラーグラディエーション – Synthetic LightsとPicture Lights両方に適用

ライトが一色でなければならない理由はありません。Synthetic LightsとPicture Lights両方で端から中心にそって異なる色を適用できます。その効果は微妙ながら絶大です。フォールオフのようにPicture Light内で明るさのグラディエーションを掛けることも可能です。これにより例えばソフトボックスに対して微妙なチューニングを行います。

 

 

先進のカラーピッカー – ライティングアーティストの為のツール

ライティングアーティストの要望に応えるべく新しいカラーピッカーを用意しました。カラー定義グリッドで微妙なカラーリングを行いその効果をリアルタイムに確認します。カラーマッチングツールはHDRやLDRイメージの色をマッチするために用いられます。その他Kelvin Color Temperatureピッカーを備えています。

 

 LiveLight – より早く新しい機能を実装

  • 新しいレンダーエンジンによりより早くライトを作成。
  • 複数のカメラを持つColladaファイルをサポート。
  • 複数のカメラを持つ.miもしくはColladaファイルから任意のカメラを選択。
  • メタリックリフレクションモードの追加。
  • Floor Shadow – 影用のプレーン(HDRライトからのリフレクションやライトの邪魔をすることがあります)をインポートする必要なしにシャドウを再現、モデルをよりリアリスティックに表示。
  • LiveLight 背景用途に画像(JPEG, TIF, BMP)を選択するかソリッドカラーを選択。
  • ガンマ設定機能を追加(トーンマッピングを廃止)。

その他の機能拡張

一般機能

  • 全てがリアルタイムに – よりインタラクティブな操作感を! HDR Light Studio 3.0内での全ての設定変更はHDRキャンバス上でリアルタイムに反映されます。ライト色の変更、背景のグラディエーションの変更、HDR背景の回転や明るさの変更 – OKボタンを押す必要無く全ての変更はすぐに確認できます。
  • HDiプロジェクトファイルはWindows内でアイコン表示されダブルクリックするとHDR Light Studioが起動します。

インターフェース

  • ライトのリネーム – リスト内でライトをダブルクリックしてリネーム。
  • Picture Lightsにもライト名を表示 – こちらもリネーム可能。
  • リスト内でクリックしてライトを上下に移動。
  • リスト内でライトを選択するとHDRキャンバス内でも十字アイコンが表示。どのライトか選択するのを容易に。
  • ライトの表示/非表示ステータスがHDiプロジェクト内で保存。

HDRI背景設定

  • HDRIの回転を角度、分で正確に設定。
  • HDRI背景のカラーリング – スタジオライティング時に1つのHDRIグレースケールから他の背景色を作成するのに最適。
  • フリップ – 参照されたHDRIを水平に反転。

 

 

 

 

HDR Light StudioとKeyShot Live Plugin

当ブログや、このページでも紹介している通り、HDR Light Studioは簡単にまたインタラクティブにライティング設定が行える優れたツールです。

KeyShotは製品としてHDRIのみをライト/光源として使用するのでこのソフトとの相性が非常に良いです。HDRIはライトといっても球形状のライトマップに画像を貼り付けたものです。どこにライトが反映されるか、ハイライトが入るかは、レンダリング画面で確認する必要がありました。今回、Live Plug in がリリースされてこの部分本当に使いやすくなりました。以下の動画をご覧ください。

結論からいうと2つのソフトウエアが本当にシームレスに統合されました。KeyShot側に新しく追加されたボタンをクリックするとHDR Light Studioが立ち上がります。HDR Light Studioでライトを作成するとすぐにそれがKeyShotに反映されます。ファイナルイメージに至るまでの操作が非常にスムースになりました。ライティング設定が終わったらlightを更に高い解像度で保存して、それを読み込み直して、とやるのが通常の方法ですが、これも時間が無い場合はこのままスクリーンショットを保存しても大丈夫な位です。(高い解像度を要求しなければ)今までこの2つのソフトを使っていた身からすると、まるで違う製品を操作しているような感覚です。

あと、もう一点、HDR Light Studio 9/1~10/30まで、期間限定セールを行っています。(Standard ¥60,000→¥41,800, Pro ¥90,000→¥62,800)良い機会ですので是非試してみてください。

HDR Light Studio V2 新機能2 Background

既存のライブラリーなどからHDRを購入した場合、カメラで撮影した場合、後から修正を加えたい場合にどうしたらいいのでしょう。そんな時に便利な機能がBackgroundです(Pro版のみ)。これは個人的には一番気に入っています。下のビデオをご覧になるとよくわかるのですが、要はロケにおけるライト、レフ版です。既存の.hdrもしくは.exeファイルをHDR Light Studioに読み込んでライトを追加、KeyShot上で確認といったフローでライティングをよりクオリティの高いものに修正していってます。KeyShotはリアルタイムでレイトレーシングを行うのでこの場合、Livelightは使用していません。以前にも述べましたがHDR Light StudioとKeyShotの組み合わせは非常に使いやすく、また修正するとその結果が即座に反映される為、短い時間で質の良いイメージを作成できます。