HDRIとは

High Dynamic Ranged Imageの略でライティング環境を記録するために作成されたフォーマットです。


標準的なビットマップフォーマットは通常(R,G,B,A)の各要素毎0〜1もしくは0〜255の範囲でのデータとなります。

HDRフォーマットの場合 1以上の値を持つ事ができます。

これにより通常、露光が強すぎて白く飛んでしまう所、または暗くて黒く塗りつぶされてしまう箇所にも光、色情報を持つことが出来ます。

CGにおけるHDRI使用のメリット

KeyShotなどの行うレンダリングソフトでHDRIを使用するメリットは以下のものがあります。

1)クオリティ
HDRIの持つ広範囲な光情報をKeyShotのようなレンダリングソフトでライト、つまり光源として使用すると、通常のCGライティングでは不可能な、

a) 陰影の表現=よりリアリスティックな画像
b) 人の目にあった表現=トーンマッピングで輝度を調整する
c) まぶしさの表現=高輝度の部分の表現

などを実現できます。より高品質のイメージを簡単に作成できます。

2)簡便さ
HDRIそのものは画像データに過ぎません。つまり扱いも簡単です。
CGではなく、通常の写真撮影ではライティングは非常に手間が掛かりスキルの必要とされる作業となりますがそういったプロのライティング情報もそのまま記録出来ます。

これをレンダリング時にライティングとして使用すれば、極めて高品質のレンダリングイメージを誰にでも作成できることとなります。

3)再利用
例えばスタジオを借りてライトを焚いてディフューザーを立ててといった物理的な作業を行うにはそれに応じたコストがかかりますが、HDRIの場合そのような手間なしにライティング情報の再利用が可能です。

また専用ソフトを使って画像を編集する、つまりライトの位置を変えたり強さを変えたりといったこともできます。一度撮ってしまえば何回も使い回すことができます。


HDRI画像の撮影


弊社では専用カメラPanoscan Mark IIIを用いた撮影サービスを行っています。背景を360°ぐるっとカメラを廻して一度の球形状のイメージを撮影します。最大65000 x 6000解像度の画像をわずが54秒で生成します。そのデータ量はRGB42bit (14bit×3) 、11f Stopとなります。

詳しくはinfo@helix.co.jpまで御願い致します。