自動車のメタリック塗装

本家のブログに面白いエントリーがあったので転載します。自動車のメタリック塗装はKeyShot標準でライブラリーの中にいくつか入っていますがここではちょっとしたコツが紹介されています

サンプルのマテリアルボールも用意されています。

Fleck-Paint.zip (5.5MB)

.kspというKeyShot独自のパッケージングファイルです。(マテリアル、テクスチャー、背景等全て含んだもの)解凍後、ダブルクリックするとKeyShotで立ち上がりこのファイルを開くとどこに保存するか聞いてくるので、任意の場所に保存します。開いた状態ではMetal Samplesが32で表示されているのでこの値を1に低くします(adavanced materialの設定を表示にしていないと表示されませんので注意してください)。

メタリック塗装のフレークは要はノイズなのでレンダリング上でこのノイズを増やしてあげると(つまりサンプリング数を甘くすると)フレークが綺麗に表示される、どうやらこういうテクニックのようです。なるほど、いわれてみれば確かにそうです。下の画像2つを比べてみてください。上がサンプリング数32、下が1に落としたものです。

 

 

下がサンプリングを1に落としたものです。

 

 

自動車の広告でも、現実以上にこのフレークを強調している場合があります。(知る限り特にヨーロッパの広告に多いですね)まあ、いわばデフォルメなのですが、そういう場合はサンプリング数を落として(言い換えればレンダリングの質感を落として)行っているのがこの場合、面白い所です。

こちらでも試しに1つ作ってみました。色を好みのブルーに変えてみました。

 

このファイル試しに他のパラメータも見てみたのですが、ライティングをかなり弄ってますね。あと一点、実際の車をレンダリングする時はこの設定だと逆にフレークがきつすぎると思われます。モデルの大きさが違いますので。

KeyShot & Mac OSX Lion

現象

Mac OSX Lion上でPro/E、STEPファイルが読めないという現象が起きています。こちらの環境Mac OSX 10.7.1 KeyShot 2.3.2

回避方法

この現象、インポータの不具合です。Rhino, SketchUp, FBX, OBJ, AutoCAD,  ALIASファイルは読み込めます。次期バージョンで修正予定です。

SketchUp プラグイン読み込み時のエラー

SketchUpプラグインがリリースされていますが、現在こちらで確認しました限り、下記の環境でエラーが起きています。

こちらでの環境:

  • Windows 7 64 bit Home Premium SP1
  • SketchUP Pro8.0.4811
  • KeyShot 2.3.2

現象:プラグインインストール後以下のエラーメッセージが表示されプラグインが読み込まれません。

C:/Program Files (x86)/Google/Google SketchUp 8/Plugins/KeyShotExporter/keyShotExporter.rbファイルをロード中にエラー発生
126: 指定されたモジュールが見つかりません。   – C:/Program Files (x86)/Google/Google SketchUp 8/Plugins/keyshot_sketchup_plugin.dllkeyshotExporter.rbファイルをロード中にエラー発生
126: 指定されたモジュールが見つかりません。   – C:/Program Files (x86)/Google/Google SketchUp 8/Plugins/keyshot_sketchup_plugin.dll

この為、弊社ではプラグインの公開を現在中止しています。開発元Luxion社には既に現象を報告済みです。新しいプラグインがリリースされましたらまたご案内致します。なおファイルの受け渡しですが、プラグインを使わずにSketchUp内で保存、その後KeyShot側でインポートしてください。

ノーマルマップと作成ソフト

ノーマルマップとはバンプマップと同様にテクスチャーで高さを擬似的に表現する時に用いられます。バンプのほうは黒白色から構成されています。(Photoshop等で作られた方も多いでしょう。)ノーマルマップは(日本語でいう法線マップですね)3DCG でバンプマッピングを実現するための特殊なテクスチャで、各テクセル(テクスチャマップ上のピクセル)にカラー値を格納する代わりにその場所の法線を記録したものです。これにより、平面のポリゴン上に擬似的な凹凸を表現できます。ゲーム等では既に当たり前のように使われていますが、でこぼこを表すには非常に強力です。KeyShot上でもこちらの方が細かいコントロールが可能です。(バンプマップタブ内の「法線マッピングにチェックを入れるのを忘れないようにしてください。)

下が通常のバンプマップです。白黒のみから構成されています。

これがノーマルマップです。

ノーマルマップを作成するのには沢山のソフトがあります。ここではそのいくつかを紹介していきます。

Normal Map Generator
オープンソースのものです。
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SSbump Generator (with Cuda)
Cudaと一緒に動くものですね。こちらのWin7 64bit環境では動作しませんでした。
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nDo (Create advanced normal maps straight in Photoshop CS2-CS5, Win and OSX)

Photoshopのプラグインとして動作するものですね。 Photoshop CS2-CS5, WinとOSXが動作環境です。

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Blender / Normal Maps
BlenderはオープンソースのCGソフトですがその中にノーマルマップ作成機能も含まれています。
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Crazybump

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Genetica
HDRI編集、アニメーション編集、テクスチャー編集などの機能が合わさったソフトのようです。これなかなか面白そうなツールですね。
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Smart Normal
Adobe air上で動作するものです。
サイト

いろんなものがあります。試してみると面白いです。

曇りガラスマテリアルの設定

以前質問されたことがあったものでもありますが曇りガラス系のマテリアルの設定です。本家のTipsのムービーをそのまま使用しています。

コツとしては

  • Advancedマテリアルを使う。(ガラスではなく)
  • 設定が表示されない場合は編集>プリファレンス>高度な設定にチェックを入れる
  • Specular Transmissionのパラメータを弄る。(これは色に依存します。黒の場合は真っ黒に白い場合は透明になります)
  • そのままでは白が飛びすぎているのでDiffuseを落として調整する。
  • エッジの黒い部分はDiffuse Transmissonをあげて消す。
  • 肝心の曇った部分の調整はRoughness Transmissonで調整する。この設定はマテリアルの内向きの方向でのみ有効です。つまり外側は透明なままシャープにリフレクションが入りますが、内側はそれが有効ではなく曇ったガラスのように表現されます。

※上手くいかない場合はbounceの設定をあげてみてください。
サンプルファイルを作っておきました。ダウンロードはここからお願いします。

最も簡単な3DレンダリングソフトはKeyShot

KeyShot本家のサイトにもブログがあります。面白いエントリーいくつかあるのですが“Why KeyShot is the Easiest 3D Rendering Program Ever.”「KeyShotは何故もっとも簡単な3Dレンダリングソフトといわれているのか」という記事が目にとまりました。簡単かどうかはともかくいくつか面白いユーザ事例があります。以下に紹介します。

Klaus Rosburg / Sonic Design

「KeyShotを最初に見た時、操作が簡単なこと、ライティングやリアルなマテリアルなどの操作が簡単なことに感心しました。以前は何日もかかっていた作業がものの
1時間で終わるようになりました。」

Vitaly Bulgarov / bulgarov.com

「今まで見たレンダリングソフトの中ではもっともわかりやすく簡単なユーザーインタフェースを備えています。もう一つ大きなメリットはメッシュにUVが無い場合でも
KeyShotは自動的にUVを適用します。タイル状にテクスチャーを並べる時やバンプマップなど大抵の場合はこれでOKです」

Mixer Design Group / mixergroup.com
「以前は設定に1日、レンダリングに15時間掛かったものが10-15分でできるようになりました。KeyShotから使い始めた人にはこれがいかに凄いことかわからないかもしれません」


Pip Tompkin / piptompkin.com

「KeyShotは短時間で高品質のレンダリングイメージを作成する欠かすことの出来ないツールですが、これにより始めてデザインチームがデザインを発展させていく際、より有益で具体的なコミュニケーションを行うことが可能になりました」

これ読んでいて気づいたことが数点あります。3Dモデルがあってそれを使ってレンダリングという部分の負荷、手間、時間、コストが下がっているので非常にやりやすくなっている。結果として全体のワークフローも短縮されているというのがまず一点。それと高品質のレンダリングイメージを作成して、その後それをどうやって活かしていくかのほうが重要であることがもう一点。基本的にアウトプットを沢山出してそれを元にしたコミュニケーションを進めていくと皆様の意識も徐々に変わっていくのではないでしょうか。ハード、ソフト両方の進化でそういうことが可能になった時代でもあります。

KeyShotアップデート ビルド2.3.2のリリース

新しいビルド2.3.2がリリースされました。このアップデートでは下記の機能追加/修正が行われています。

  • PTC Creo 1.0のサポート(PC/Mac)
  • Autodesk ALIAS Autostudio 2012 (Mac)のサポート
  • Rhinoインポーターの機能向上
  • テクスチャーレンダリングの機能向上
  • 選択したオブジェクトをカメラの中央へ、画面フィットの機能追加
  • 3DConnexion社製3Dマウス使用時の操作性の向上

既にKeyshot 2をお使いのお客様にはマテリアルライブラリーをそのまま引き継ぐ、アップデート版が用意されています(メールでダウンロードパスを送っております。)

デモ版はこちらから御願いします。