KeyShotベンチマーク

KeyShotを使ったベンチマークテストのデータをLuxionから頂きました。上記のベンチマーク結果なかなか面白いです。ほぼコア数に比例してパフォーマンスがリニアに向上しているのがおわかり頂けるかと思います。静止画を数枚出すぐらいでしたらともかく、解像度が高いものや、複雑なモデル(例えば車など)をレンダリングする場合はやはりそれなりに時間が掛かります。32コアあると(一番右ですが)流石に早いですね。一世代前のCorei7で6分かかっていたものが37秒で終わっています。

因みにですがKeyShot側でレンダリングを早くするコツは色々ありますが

  • レイバウンスをあげすぎない(リアルタイムイウインドウ上で見た目が変わらないところまであげる)
  • グローバルイルミネーション品質は基本で固定

あたりでしょうか。

Luxion KeyShotインタビュー

Luxion社のマーケティング担当VPであるThomasがあちらのCAD系のサイトCADdigestのインタビューに答えています。Luxionについて、3.3について、KeyShotVRについてなど様々な質問が並んでいますが、そのうち面白かった部分を下記に翻訳/転載します。

Q:KeyShotに関する将来のプランで具体的なものはありますか
A:まず「アセンブリが変更された場合レンダリングモデルはどうなるか?」疑問に答えようとしています。KeyShotとCADシステムのライブリンク機能のデモ版が既に公開されています。まずCreo、SolidWorks、Rhino用途となるものです。今年後半にKeyShot4がリリースされますが、ここでその機能が実装されます。CAD上で3Dモデリングを行った後、新しいアップデートボタンを押すと変更のあったパーツだけKeyShotに送られます。マテリアルやアニメーションはそのままでそれにより再レンダリングの時間がかなり短縮されるはずです。

Q:今後レンダリングソフトはどのような方向に行くとお考えですか?
A:NVidia社などは特に将来のレンダリングエンジンは全てGPUベースになると考えているようですが、我々はGPUベースのソフトウエアはハードウエアに依存しすぎていると考えています。複数の特別なグラフィックカードが必要ですし、その場合も素早いレンダリングを行うには同時に行う計算数を制限する必要があります。つまりラップトップコンピュータでは不可能、ということにもなります。多くのユーザはモバイルPC上でCADを動かしています。オフィス内でも世界中どこでも他の場所に移動する必要があるのです。

対照的に、我々の製品は100%CPUベースです。つまり大抵のPCで動作します。KeyShotでの物理的制約はRAMの容量だけです。RAMは多ければ多いほど快適に動作します。KeyShotはまたCPUの持つ全てのコア、スレッドを100%フルに活用します。コア、CPU、スレッドを2倍にすると計算処理も2倍になります。64コアのSuperMicroシステム上でも、ソフトウエアを書き直すことなく、64コア全てを使って計算を行います。

また、CPUベースであるということは、レンダーファーム内でネットワーク上のどのコンピュータもスレーブとして利用できることを意味します。KeyShotネットワークレンダリングソフトをファーム上で走らせる時も特別なグラフィックカードは必要ありません。(年間\1,800/コア)。例えばオフィスで皆が仕事を終えて家に帰った後、彼らが使用しているデュアルコア/クアッドコアのマシンを有効活用してネットワークレンダリングを行うことも可能です。

興味深いのは日本でも同様の現象が見られることです。筆者も結構な数のユーザーと話をしたことがありますが、「うちはレンダリングやらない。もしくは要らない」というユーザ(特にCADを純粋に設計ツールとして使用しているユーザ)やはり多いです。例えば設計の部署内ではレンダリングは必要ないかもしれません。CADのシェーディングのままでもお互い暗黙知として理解している部分が多いので設計者同士では話が通じる場合が多いのです。但し意思決定者層へのプレゼンやコンセプト段階でのデザイン評価などはなるべくリアルなものを作った方が評価は(当たり前ですが)良くなります。

反対にマーケティング用途ではこういうツールの威力に気づきつつある人が多いようです。弊社のユーザで建材などを製造している会社があります。レンダリング等は当然KeyShotが初めてなのですが、この前見せて頂いたカタログでは実に綺麗な絵を作っていました。(このユーザは機会があったら是非紹介したいですね)。いつも感じることですが、ツールが持つ実際の能力よりも人間側のメンタリティがボトムネックとなっていることのほうがむしろ多いようです。

 

KeyShotアップデート ビルド3.3.33のリリース

新しいビルド3.3.33がリリースされました。このアップデートでは下記の機能追加/修正が行われています。

  • DuPonペイントマテリアルの内蔵
  • 保存したファイルを読み込む際、テクスチャーが小さいスケールで読み込まれる現象の修正
  • 大きなイメージをレンダリングする時の制限を解除
  • 非表示モデルを含むモデルをバックグラウンド、レンダーキュー、ネットワークでレンダリングした際にテクスチャの位置がずれる問題を修正
  • 再読み込みした時にテクスチャやラベルが元のスケールを保持するよう修正
  • ライセンスの非有効化の不具合解消
  • その他バグフィックス

既にKeyshot 3をお使いのお客様にはマテリアルライブラリーをそのまま引き継ぐ、アップデート版が用意されています。ウェブに繋がっている環境の方はKeyShotを 起動後、ヘルプ>アップデートをチェックでアップデートファイルをダウンロードしてください。また下記のリンクからダウンロードも可能です。
またメールでもダウンロードパスをお送りします。

デモ版はこちらから御願いします。

ボトルやガラスの表現

これも興味深いエントリーなので転載します。ガラスのボトル(この場合某有名清涼飲料水のボトルですが)のレンダリングに関してなのですがKeyShotの場合デフォルトのガラスマテリアルをアサインしてもそれなりの質感は出ます。が、CGはそこからのあと少し、もう一手間がリアリズムやクオリティを向上させることが多いのです。この場合はテクスチャーを使っているのですが以下がそのテクニックになります。

  • Photoshopでシアン色のテクスチャーを作ります。上から下に透明→シアンというグラディエーションがかかるようにします。
  • opacity=透明度のパラメータを30%ぐらいに設定、.png形式で(アルファチャンネルつき)で出力
  • ガラスマテリアルにラベルとして適用
  • マッピングタイプをcylindricalにしてラベル強度を2.5に設定

下の画像がそのテクスチャーになります。

モデルの色を弄るのではなくテクスチャを使うところがミソなのですが、元のフォーラムを見るとこれに加えてもう少し細かいテクニックを用いているようです。それに関して説明がありました。

ガラス=ボトルをもう少しリアルに見せるのに他の手法を用いています。ガラスの内側に波立つようなバンプマップを適用します。下のボトルを見てもわかるようにボトルに対して不均等にグラディエーションが掛かります。それらを生かしてハイライトや影も拡散させるようにします。KeyShot標準のwavy-bmps-normal.jpgを使ってスケールをあげます。

バンプのテクスチャーが下記になります。

単純にグラディエーションだけではなく他の要素(影やハイライト)も考慮して、という例です。面白いですね。

KeyShot3.3がリリースされました

 

KeyShot3.3がリリースされました。今回の主なバージョンアップ機能ですがKeyShotVRと新しいカラー選択機能、その他インポータの機能向上とバグフィクスとなります。

KeyShotVR

新しいテクノロジー(パテント取得中)を用いて製品をウェブで表示します。KeyShotVRといわれるアドオン製品です。(要V3 Pro)。3Dインタラクティブコンテンツを効率的に作成します。HTML5をサポートするブラウザーならどんな端末でも(タブレット、スマートフォンを含む)特別なプラグインは必要なく表示可能です。先日のエントリーでも紹介させていただきました。ウェブページの方は現在制作中です。本家のページでサンプルをいくつかご覧いただけます。

 

カラーセレクター(選択機能)

もう一つの主な新機能です。KeyShot3.3ではKeyShotプロジェクトパネル内であらゆるカラーオプションを選択可能です。スクリーン上から任意の色をピックして選択した色をパレット内で保存可能です。

Autodesk Inventor 2013のサポート

KeyShotでは数多くの3Dデータをサポートしています。Autodesk Inventor 2013のファイルを、色、名前、アセンブリ構造を保持したまま、直接インポートします。

 

その他のアップデート

  • SolidWorksからのテクスチャ扱いの機能向上
  • NX、Parasolid、Creo、Inventorインポータの機能向上
  • その他バグフィックス

既にKeyshot 3をお使いのお客様にはマテリアルライブラリーをそのまま引き継ぐ、アップデート版が用意されています。ウェブに繋がっている環境の方はKeyShotを 起動後、ヘルプ>アップデートをチェックでアップデートファイルをダウンロードしてください。また下記のリンクからダウンロードも可能です。またメールでもダウンロードパスをお送りします。

ダウンロードバスワードは1211です。

フルインストール版=デモ版はこちらから御願いします。

 

 

KeyShotVR

 

本家のブログにありましたように、もうすぐKeyShot3.3がリリースされます。その中での目玉ともいえるのがオプションモジュールのKeyShotVRです。(Pro版のオプションモジュールとして動作します)これはアニメーション自動作成ツールとでもいうべきものですが、異なる点は予め出力タイプ、角度、レンダリング枚数などを設定すると、それといっしょにhtml、JavaScriptコードも吐いてくれる所です。出力したhtmlファイルをウェブブラウザで開くと(html5をサポートしているブラウザが必要となります)、あら不思議、マウスでドラッグするとモデルの回転、拡大等を行うことができます。また、iPad、iPhoneなどのデバイスでは指での操作が可能となります。

これのキモは一切コーディングが要らないところで、この辺いかにもあちらの方が考えそうな製品コンセプトです。html5はアップルのトップページに使われて最近知られてきたものですが、長所はなんといってもフラッシュなどのプラグインが要らないところです。(そういえばジョブズとAdobeの確執も今となっては遠い昔に感じられます)。欠点はちと重いところ(マシン、ネットワーク環境によっては読み込みに時間がかかる)ですが、例えばこちらで試した限りではローカルで使う分には全く問題ありませんでした。社内のプレゼンなどでは非常に威力を発揮するのではないでしょうか。

KeyShotVRのページにいくつかサンプルが貼られていますのでご覧になってみてください。
(おそらく回線スピードの関係ですが読み込みに少し時間がかかる場合があります)

あと、試しに作ってみたファイルが下記になります。
画像をクリックしてみてください。

以下、機能詳細となります。

KeyShotVR(KeyShot側):

  • 4つのVRタイプ。ターンテーブル、半球形、球形、カスタム
  • スタート角度を任意に設定
  • スタート、終了時を含む水平/直立方向のフレーム数を任意に設定
  • VR設定時のリアルタイムフィードバック – プレイバック、tweak、その他微調整
  • 圧縮率のコントロール – イメージの品質を最高位に保持したままファイル容量をより小さく
  • ズームイン/アウト設定
  • 回転設定 – 要らないフレームの削除
  • バックグラウンドレンダリング、レンダーキュー、ネットワークレンダリングのサポート
  • 無制限な出力解像度
  • JPEG形式出力
  • フローティングライセンス機能 – フローティングライセンスも使用して複数の端末で使用

KeyShotVR(ウェブブラウザー側):

  • イメージのプログレッシブロード – 読み込んですぐに回転などの操作が可能
  • ズームイン/アウト
  • タッチ操作 – 回転、ズーム、パン
  • LOD(Levels of Details)のサポート – 低解像度のイメージを読み込んでロード時間を短縮
  • 操作性を向上するカスタム設定 – 不要な回転フレーム削除、マウス感度設定、ズームイン/アウト、スタートフレーム、LOD
  • 操作ボタンのカスタマイズ


KeyShotVRは4つのVR出力形式をもっています。ターンテーブル、球状、半球状、カスタムです。

以下が設定ページです。


価格は¥120,000を予定しています。またデモ版をご希望の方は私までご連絡いただけますでしょうか。

khasegawaアットhelix.co.jpまでお願いします。

Audi R8

KeyShotを扱っているもう一つの販社さん=3DSさんが本家のブログを翻訳して掲載するサイトを始められたようです。内容がダブってもあまり意味がないので、当ブログでは今後少し方向性を変えていこうと考えております。KeyShotユーザに役に立つ情報を取捨選択して、という基本線は変えずにもう少し内容を拡げようと考えています。只今素材を収集中です。

で、第一弾というわけではないのですが下の画像はあちらのフォーラムに載っていたものです。これはもうひとえにライトとバックプレートの良さの勝利なのですが、ブルームの効かせ方を始め他にもいろいろ良い点があります。HDRなどの素材はSMCARS.NETというあちらのフォーラム形式のサイトにあるようです。(ここは車専門ですね)

設定パラメータは

Contrast:1,04
Luminosity:4,455
Env size:40,15
Gamma:1,2

Bloom effects
Intensity:0,782
Radius:13,863
Vignette:0,66

ガンマが意外と暗いのですね。でも非常に美しいです。

これが一押しですね。

あと、2つあります。青い方に関してはちょっとメタリックフレークが僕らの感覚ではキツイですかね。

KeyShotアップデート ビルド3.2.36のリリース

新しいビルド3.2.36がリリースされました。このアップデートでは下記の機能追加/修正が行われています。

  • ライブラリを開いた時クラッシュする不具合の修正
  • オブジェクトを移動した時にラベルも同時に移動するよう修正
  • ラベルが見つからない時にマテリアルを黒く表示する設定
  • オブジェクトが重なった時にはラベルが表示されないよう設定
  • その他バグフィックス

既にKeyshot 3をお使いのお客様にはマテリアルライブラリーをそのまま引き継ぐ、アップデート版が用意されています。ウェブに繋がっている環境の方はKeyShotを 起動後、ヘルプ>アップデートをチェックでアップデートファイルをダウンロードしてください。また下記のリンクからダウンロードも可能です。
またメールでもダウンロードパスをお送りします。

デモ版はこちらから御願いします。

 

KeyShotタイムセールのお知らせ

都内は台風で生憎のお天気ですが(雨はあがりましたが風が強いのと湿気が凄い)、設計・製造ソリューション展開催記念ということで期間限定セールを行います。
期間は2012/6/20 12:00から2012/6/23 17:00までの約三日間、期間中は

  • KeyShot 3.2が¥120,000→¥99,000
  • KeyShot 3.2 Proが¥240,000→¥199,000

となります。これを機会に是非ご利用ください。尚

  • このセール当ショップでお買い上げ時のみご利用頂けます。
  • 製品数に限りがあります。品切れの際は途中で終了する場合があります。

ことをご理解の上ご利用ください。