KeyShot 4 の新機能

KeyShot 4の新機能(英語で言うとWhat’s new)の邦訳版をアップしました。こちらからダウンロードお願いします。ウェブサイトよりもこちらのpdfファイルのほうがより詳しく説明されています。バージョンアップを検討されている方は参考にされると宜しいかと思います。

改めて見直してみて、今回かなり多くの機能が追加されていますね。にもかかわらずインターフェースの整合性がきちんと保たれている所は流石だなと個人的には感じました。

KeyShot4がリリースされました。

最新バージョンKeyShot4がリリースされました。いくつか今までに無かった(そしてとても便利な)機能が追加されています。ライブリンクはCADモデルとKeyShotとの整合性を自動的に取る機能です。CAD側でモデルを変更したり(フィレットを付けたり、穴を空けたり、パーツを追加/削除したり)するとそれがKeyShot側にもクリック一つで反映されます。インダストリアルデザインの世界では非常に便利な機能です。その他フィジカルライトというライティング周りの機能が大幅に強化されています。これはホントに素晴らしいですね。今までの擬似的なライトと違ってきちんとどのマテリアルにも反映されます。どのオブジェクトでもライトとして扱うことができ自由に配置できます。こちらではずっとベータ版を弄っていたのですが、新しい機能を追加したものとしてはとても安定しています。またUIに関してはKeyShot3とほとんど一緒です。戸惑うことはないと思います。価格は今までと変わりません。KeyShot2,Keyshot3からのアップグレードも同じ価格で製品価格の40%となります。

詳しくはLuxionの以下のプレスリリース抜粋を見て頂くとして、来週から数回にわたって新機能を紹介していきます。お楽しみに。

LuxionがKeyShot4をリリース

イメージ:Tim Feher

概要

新たに追加された機能と大幅に拡張されたレンダリングエンジンによりKeyShot 4は市場で、製品開発とビジュアライゼーションワークフローにおける最も速いそしてもっとも正確な3Dレンダリングとアニメーションソフトとなりました。
新しいライブリンキング機能はCreo、SolidWorks、RhinocerosのモデルをKeyShot内でリドゥや再読み込みすることなく自動的に更新します。また物理的に正確なライトを実現する為の新しいアプローチも実装されました。シーン上のどのオブジェクトもポイントライト、エリアライト、IESライトソースとして使用可能です。機能拡張されたインポートオプションは3Dモデルをインポートする際により柔軟なワークフローを実現し3DCAD内での単位をそのまま移行します。また、PANTONEやRALやカスタムカラーライブラリーなどの新機能はユーザ独自のカラー作成や保存を行います。

Mold-tech社との独占パートナーシップ契約により新しいマテリアルが追加されました。Mold-techテクスチャーが正確に再現されています。透明マテリアル内でのサブサーフェススキャタリングのアルゴリズムも改善されよりリアルな質感を実現しています。モデルや環境ファイルへのよりきめ細かいコントロール、オプションも実装されています。シャープコーナーに対する丸いエッジ表現、リアルタイムウインドウ上での複数オブジェクトの選択、グラウンドプレーンの作成などです。KeyShot Proではオブジェクトに対するレンダーレイヤーの設定、マテリアルやカメラ、ビューや環境ファイルなど異なるコンフィギュレーションを用いてのモデルやビューセット作成機能などが追加されました。拡張されたHDR編集機能ではダイナミックハイライト、HDRのティルトやブラーなどが追加されています。KeyShotユーザーインタフェース内ではプロジェクトやライブラリーアニメーションウインドウをドックする機能が備わりました。3Dモニターやビデオカードを使用すれば3D立体視も可能です。

ライブリンキング

CreoやSolidWorks、Rhinocerosなどの3DモデリングソフトウエアとKeyShotをリアルタイムに同期する機能です。3Dモデラー上でモデルを変更するとその結果がKeyShotに直接反映されます。KeyShot内のシーンはその前のシーンを上書き、新しいパーツを追加するなどして自動的にアップデートされます。ライブリンクは各プラグインに含まれる機能で3Dモデリングソフトのメニューやツールバーに表示されクリック1つで更新されたモデルがKeyShotに送られます。ライブリンクを利用するのは各3Dモデラー毎のプラグインが必要です。

フィジカルライト

KeyShotはフィジカルライトを実現する新たな手法を採用しました。スタジオライト形状の3Dモデルやプリミティブなどどんなデータもライトソースに変更します。ライトマテリアルを適用するのは簡単でオブジェクトをダブルクリックして「タイプ」プルダウンメニューからポイントライトディフューズ、ポイントライトIESプロファイル、エリアライトディフューズを選択します。ライトマテリアル自体がオブジェクトに適用されているのでライトの移動、アニメーションの追加なども可能でその結果はシーン上でリアルタイムに反映されます。

インポート機能

KeyShot 4は製品開発プロセスにおいてジオメトリーを常に更新するべく、またデーターインポートを正確に行う新たなオプションが用意されました。オリジナルサイズ、単位、モデル位置を保持するオプション、環境ファイルの大きさをモデルに合わせるオプションなどがあります。また、3Dモデラー上でモデルがアップデートされるとクリック1つで、マテリアルやアニメーション情報を保持したまま、反映されます。

PANTONE、RALカラーライブラリー

多くの業界で用いられている、業界標準ライブラリーがKeyShotに実装されました。KeyShotライブラリウインドウ内にカラーライブラリーが追加されました。カラータブ内には全てのプリセットカラーライブラリー、カスタムカラーライブラリーが、マテリアルに用いられているものと同じフォルダーベースの構成で保存されています。カラーはマテリアルと同様にオブジェクトにドラッグアンドドロップすると反映されます。新しいカラーはカラーピッカーやリストをインポートして作成します。

Mold-Techテクスチャー

独占パートナーシップによりLuxionとMold-Techはレンダリングアプリケーション上にMold-Techテクスチャーを正確に実装しました。Mold-Techの持つパターンを正確に再現することに加えて、Luxionはパターンの大きさがモデルの大きさに順応するユニークな技術を開発しました。Mold-TechプラスチックのサンプルはKeyShot本体やウェブサイトから供給されます。Mold-Techマテリアルは色の適用、スペキュラー、透明マップなど既存の機能に加えて、色、粗さ、スケールや深さの変更機能を備えています。

トランスルーセントマテリアル

KeyShot上でのサブサーフェススキャタリングの計算アルゴリズムがスピード、正確性において大きく進歩しました。透明マテリアルにスペキュラーマップを使用して更なるリアリズムを実現します。また、フィジカルライトがライティングに使用可能です。新しいサブサーフェススキャタリングアルゴリズムはKeyShot 3に比べて約50%のスピードアップを実現しています。

Rounded Edge(エッジの円形化)

3Dジオメトリーにディテールを加える作業とインポートされたモデルの容量を小さくすることを行います。鋭角なエッジ部分に丸みを持たせよりリアリスティックな表現を実現します。ファイルサイズやレンダリング時間を増加させることなくレンダリングイメージの質感向上を行います。Rounded Edgeはオブジェクトプロパティから設定を行います。エッジ半径と最小エッジ角度を設定します。

ビューとモデルセット(Pro)

Proに追加された機能です。モデルセットは異なる形状のモデルパターンを作成してそれぞれ表示する機能、ビューセットは一つのファイルからビューをコントロールする機能です。モデルセットはプロジェクトのモデルレベル上で動作します。既存モデルのコピー、新しいモデルのインポートを行います。ビューセットは異なる環境ファイル、バックプレート、カメラなどを全て保存します。また全ての環境は独立したカメラとともに保存されます。

HDRエディターの機能拡張(Pro)

リアルタイムウインドウ上で直接操作してハイライトを追加する機能が新たに追加されました。リアルタイムウインドウ内でモデルをクリックすると環境ファイルに準じてハイライトが配置され、モデル上でカーソルをドラッグするとそれにあわせてハイライトが移動します。またHDRIにブラーやティルトを掛ける機能も備わりシーン上で最適なライティング環境を作成します。

レンダーパスとレイヤー(Pro)

ポストプロダクションに有用なオプションです。Depth、Normal、Clownの各パスを自動作成。パーツごとにレイヤーを割り振り個別にレンダリングを行います。

ステレオ立体視(Pro)

KeyShotをステレオモードで起動するとスクリーン上で立体的に表示されます。ステレオ立体視のサポートはレンダリングやアニメーションを用いたプレゼンテーションに効果的です。